医療・介護金融アドバイザー(業種別エキスパート:医療・介護コース)

一般社団法人金融財政事情研究会(きんざい)が行なう新しい検定試験で、平成26年9月14日(日)に第1回目が行なわれました。

★試験概要
 試験名:法人営業力強化 医療・介護金融アドバイザーコース
 試験問題:四肢択一20問と事例問題3問(択一・記述)
 試験時間:13:30~15:30(120分)
 受験料:5,400円
 合格基準:6割以上

※現在、業種別エキスパート:医療・介護コースに名称が変更しています。

★学習時間:30時間くらい
 使用教材:試験対策問題集(きんざいが出版しています)

1回目というのは、出題範囲・内容、難易度、どのような傾向か、ということがわからないため難しかったですね。

医療・介護金融アドバイザー認定証

 

実際に試験を受けた感想等々

・「金融アドバイザー」となっておりますが、医療業界や介護業界の基礎知識のような出題内容でした。

・思ったよりも難しかったという印象です。

・医療・介護従事者なら簡単かと言えば、そうではないと思います。かなり幅広い知識が必要になりますので、従事している分野以外の学習が必要です。

・医療介護業界のコンサルを業務とするなら、知っていて当たり前のような内容です。

・事例問題は記述(短文)による解答があるので、全く知らない分野の問題が出題されると手も足も出ない可能性が高いです。
 出題例)サブリースのメリット・デメリット、医療法人による病院をM&Aする理由

・きんざいからは、問題集が出版されておりますが、この問題集の内容だけでは合格点には届かないと思われます。
医療や介護に携わる仕事をしていて、その知識経験と不足する分野を問題集で埋めるといった感じです。
知識ゼロからこの試験を受けるなら、問題集以外の学習も必要だと思います。

・途中退席者は多いです。私も90分くらいで退席しました。その時点で半分近くは退席しています。

私にとりましては、仕事の内容と試験範囲がほぼ一致していたため、解答しやすかったです。

 

成績通知書

医療介護金融アドバイザー成績通知書

第1問は1問3点です。
第2問から第4問は、記号と記述の解答形式ですが、具体的な点数の配分は不明です。

第4問は、×が6つあったにも関わらず、-4点でした。
逆に第3問は×が1つで-4点でした。記述で減点があったと思われます。
記述は部分点がありそうです。ただ、しっかり書けていないと満点にはならないようです。

合格率等は不明ですが、平均点は合格基準を超えていますので、50%をは超えているはずです。
はじまったばかりの資格・検定は比較的合格率が高いので、今後はもう少し低くなる可能性があります。